休職日記2日目

ただいま17:45。定時の時間。みんな業務終わっただろうか、残業してるんだろうな。

仕事のことを忘れてゆっくりしなさいとみんな言うけれど、多分無理。

会社スマホの電源が充電切れで落ちていた。このままにする。そういう決まりだから。

 


家に籠るのは良くないと思い、池袋に来てみた。特に予定はない。

お昼に朝霞駅の日月堂の味噌ラーメンを食べた。全部食べることができた。やはり食欲はある。食欲あることに罪悪感を感じる。いっそのこと食欲不振で10kgくらい痩せることができたらと思う。

池袋にきて、ふらふら散歩してみた。東武百貨店ZARAをみた。以前は服が欲しいという物欲があったはずなのに、私に買う価値はないと意味不明な感情が沸いて、なおかつ興味も出て来ず、ぐるっとみて終わり。西口に出てロマンス通りを歩く。昔この居酒屋行ったなあとか、こんな店あるんだなあとか。

映画を見ようと思って東口に出て、東宝シネマへ。目ぼしい映画なし。というか興味が、欲が、出ない。

目的を失ってしまった。皇琲亭が行列してなかった。以前の私なら入っていただろう。興味が出ない。

何度も繰り返す興味が出ない。これもうつなのか、うつ“ぶりたい”私の甘えなのか。

何か少しでも社会の役に立ちたいと思い、献血をすることにした。前回2018年だったので実に5年ぶり。

400mlの全血献血することができた。少し社会貢献できた気になった。

 


そして今、池袋東口地下のBECKsにて日記を書いている。

今不安なこと。

①退職を言い出せるか。どちらにせよ試用期間解雇が目の前にあるので退職したい。

②転職活動。前職戻る選択肢は一旦消す。戻りたいけど半年で戻るのは流石に申し訳ない。

 明日森藤ちゃんに相談しよう。正直に。休職していることは伏せようかな。伝えるべきかな。悩む。

③生活水準下がらないか。今の自分に年収500万以上の仕事に付けるだけのアピールポイントはない。

 自信がない。自信を持って自己アピールできるとは思えない。

 となると必然的に年収を下げて「誰でもできる仕事」に行くべきか。

 年収300万。月給にして25万(手取20くらい?)。正直この手取りでも生きてはいける。ブランドもデ  

 パコスも私に必須ではない。ゆけとロブとゆっくり過ごせてたまに贅沢できればいいので。

 怖いのは、これまで自称バリキャリとしてプライドを持って働いていて、前職の後輩の見本(自称)とし 

 て生きてきたのに、キャリア転落。耐えられるか?これまで平均年収以上稼いでいたのに、いきなり平

 均以下に。耐えられる?そんなこと言うなら正社員で500万探せよってことになるんだけどね。

 


大きくこの3つが不安。復職する選択肢はもうきついだろうな。何度困らせてるのかわからない。

みんな戻るとも思ってないだろう、戻ったところで迷惑しかかけない。

これから30歳で休職した、他の人のブログでも見よう。仲間がいると安心する。なんのプラスにもならないけど。

休職日記1日目

9/25(月)1日目。

時間があるので日記をつけていこうと思います。誰に見せるでもなく。

今日から10月12日の診察までお休みとなりました。

事の経緯、思い出したくないけど振り返ってみようと思う。

 


受診のきっかけはとにかく辛くて休みたかったから。

その時の私は、秋冬プレゼン準備に追われていて毎日が苦痛だった。

プレゼン資料も後輩が作成して(私ができないが故)、尚且つ通常業務もこなして。

後輩からも先輩からもダメ出しを喰らって自分の自信が地の底まで落ちて毎日萎縮してた。

某取引先からきつい言い方をされても、「それが当たり前」の言葉を信じて仕事してた。

毎日21時まで仕事して家に帰っても23時過ぎまで業務やってたと思う。

症状としては、体のピリつき・食欲不振・不眠・不安感・自己否定感・唐突に涙が出てくる・文字が読めない、集中力が兎に角出ないなど。体重も3〜4kg減ってたはず。

 新宿メンタルクリニックを受診し、先生と30分くらい話した結果うつ病の診断。診断書が出た。

この診断書を提出すれば、辛い業務から逃げられる…これが正直な感想。

結局この診断書は提出せず、8月頭に再受診して、その時の診断書を上司に提出した。

お盆一週間休みなので、一週間ゆっくりしてから決めようとなった。

お盆明け、ゆっくりできたこともあって頑張る決意ができたので、休職せず業務を続けた。

 今回休職になったのは、9/14産業医面談時。

吉祥寺メンタルヘルスクリニックを指定されて受診することに。形式的はものだと思っていたのでそこまで重く考えずに受診。先生からは家族構成や生い立ち、これまでの仕事の状態を聞かれて正直に答えた。一時期減った体重も戻ったし、睡眠も取れている。鬱ではない、と自分では思っていた。

1時間の面談の結果、診断の内容は不明だがドクターストップで仕事をするなと言われた。私はあと半年はなんとか続けようと思った矢先であったため拍子抜け。頑張ろうと思ったのに休職になってしまった。

食欲もあるし寝れている、しんどかったのは過去であり、今はメンタルも回復していると先生に何度も伝えたが、先生は、産業医でなく医者としてこのまま続けさせるわけにはいかない、と話されて、私の意見は通らなかった。

その後は頭が回らず上司への報告もするのを忘れてしまった。翌日朝、チャットを送った。

そこから休職が決定し、引継ぎ引継ぎの日々。申し訳ない気持ちしかなかった。

 


それで迎えた休職初日。仕事しなくていいのは心の底から安心できる。

だが同時にくるのが罪悪感と社会から取り残された感。たった半年しか耐えれず、残ったメンバーに仕事を渡し自分は家で何もしないという状況が精神的にきつい。

正直やることもないし、映画見ることも本を読むこともエネルギーがいるので億劫。ずっと寝ているのも罪悪感が押し寄せる。

これがうつのせいなのか、はたまた「うつのせいにしている自分の怠け」なのか。

Twitterでつぶやいた。みんなから励ましの言葉をもらった。この休みが甘えじゃないと思える日がくるのだろうか。この先の人生も不安である。

 


1日目の日記は以上。